愛知県歯科医師連盟とは
愛知県歯科医師連盟は、会員の相互協力によって愛知県歯科医師会の事業遂行を側面から支え、かつ会員の経営基盤の安定を図り、県民により良い歯科医療を提供するために民主的な政治力を有効に活用していく組織です。
その主な目的として、社会保障制度充実(医療・保健・福祉)への提言等が挙げられます。
現在のわが国の医療制度は、保険制度が主であり国の政策によって体制が左右される場合が多く、より良い制度にしていくためには、強固な政治的な組織、活動が必要となり、その為には多くの会員のご理解とご協力が不可欠です。
愛知県歯科医師連盟の目的とは
愛知県歯科医師連盟は、愛知県歯科医師会と密接な連携のもと、社団法人である歯科医師会では成し得ない政治活動を展開し、
- 医療保険制度及び医療提供体制の確立
- 会員の歯科医業経営の安定
- 歯科医療の整備充実
- 国民歯科医療の向上
など、「安定した医療環境の確保」の実現を目指しています。
愛知県歯科医師連盟の主な活動
- 日歯連盟に対して
国との窓口である日歯連盟に対して、会員の意見を集約し種々提言要望を行っています。 - 県選出国会議員に対して
歯科保健関連予算、医療保険制度改革、診療報酬の引き上げと財源の確保、歯科医師需給対策、税制対策等の陳情を行っています。 - 県議会議員、県行政に対して
歯科医師会の事業充実を図るため、毎年県議団との協議会を開催し、要望を行っています。県民の歯科保健の向上及び歯科医療に対する意識向に寄与しています。 - 参議院比例代表選挙への支援
歯科界の代表を国政の場に送り、会員の意向を直接反映出来るよう支援しています。 - 地方議員、首長の選挙への協力
私たちの要望の実現に向け、推薦をすると共に選挙の支援を行っています。
■参考付記
「税制改正要望事項の達成について」
個人の事業税を例にして概算シミュレーションしてみると以下のようになります。
所得1,000万円の場合 事業税は約50万円
所得1,500万円の場合 事業税は約75万円
豊かな歯科医療環境を目指して
現在の歯科界は少子化の波に押され、患者数の減少や、景気の低迷による不況、あるいは患者のニーズの多様化等、急速に変わりゆく環境にあります。診療報酬や需給問題に加え、予防意識の高まりにあわせた効率的な医療の実現を目指してゆかねばなりません。また、議会制民主主義制度のわが日本では、社会保障制度改革を実現する上で、患者の立場になって政策を立て、議員に訴え実行に向けて働くことも重要です。
愛知県歯科医師連盟は多様な活動を通じて愛知県歯科医師会の事業推進を支援し、歯科医業の発展向上と県民歯科医療・保健・福祉の一層の充実に全力を注いでまいります。
わたしたちの安心を求めて
- 少子高齢社会への対応
出生率の減少による歯科医療資源の減少→予防歯科高齢者歯科医療→8020運動のより一層の推進 - 予防意識への対応
「健康増進法」の施行や口腔ケアへの意識の向上 - 地域歯科医療への対応
幼年期から老年期に至る生涯を通じ、一貫した歯科保健対策のための健診事業の確立、及び地域医療の推進計画、介護保険の連携、愛知県発祥8020運動推進、かかりつけ歯科医機能の整備等 - 税制改正への対応
事業税の非課税の特例措置、社会保険診療報酬に係る概算経費制度の恒久的な存続
消費税のゼロ税率課税制度への改正要望 - 社会保険診療報酬適正化への対応
良質で適正な歯科医療を確保、提供とともに歯科医院経営の安定を図る - 歯科医師需給問題への対応
需給のアンバランスに対する対策を推進